ライティングテクニックを情報商材売ってる人に学ぼう!
2017/06/03
私はライティングに死ぬほど自信がありません。仕事でもライティングの技術はほとんど必要ありませんでしたし、ライティングの勉強をする機会がなかったのです。しかし、このブログを書くようになってやっぱり自分の文章下手すぎるだろ・・・と絶望しまして。そこで最近は手当たり次第にライティングの本を読んでいます。
そこで今回は勉強になった本を紹介します。
ライティングのなかでも色々分野があると思いますが、まずはモノを売るときのライティングに着目しました。そこで読んだのは下の本です!
30代で億を稼ぎ出す 村上宗嗣さんの成功法則: コピーライティングを学べば月額10万円の不労所得は人生の落伍者でも手に入ります|村上 宗嗣 (著), 伊集院 千尋 (編集)
本の情報
紹介文
コピーライティングを学べば、中高年や素人の方、知識ゼロ・経験ゼロの方でも仕事をしながら月10万以上の不労所得を簡単に手に入れることができます。
本書は人には語れないようなどん底の生活から、30代で億の収入を稼ぎだした村上宗嗣さんのコピーテクニックがすべて公開されています。お金の心配ばかりする毎日から開放されたいのなら、勇気をもって第1歩を踏み出して下さい。
「不労所得」とか「お金の心配ばかりする毎日から開放」とか、情報商材の勧誘文句と同じですね。
この本は、村上宗嗣さんという情報商材の販売で億を稼いだ方のテクニックを公開したものです。正直なところ、情報商材というものには怪しい印象しかないですし、無知な人に売りつけているように感じます。しかし、実際にモノを売ることで収入を得ているテクニックなので効果的なのではないかとこの本を手にとりました。
村上宗嗣氏とは?
セールスコピーライター、ベンチャーキャピタリスト。株式会社ESSENCE代表。
借金800万円以上、重度のうつ病、自殺未遂を繰り返し、どん底の生活の中でネットビジネスに出会い、7ヶ月で年収1000万円を超える。
起業6年後には、パートナーの伊勢隆一郎氏とたった12時間のセールスで5億6490万円を売り上げ、世界一の記録を達成し、ネット業界で一躍
名を知られる存在となり、経済的な自由を手にする。現在はノートパソコン1つで世界中を放浪しながら不動産、ネットセキュリティ会社、飲食店など国内外17社のオーナーとして不労所得を受け取りながら、次世代を担う若手起業家を育成するベンチャーキャピタリストとして活動中。
・・・怪しい経歴ですね。でもネットで色々調べてみると、アフィリエイトや情報商材販売で実際に成果を出した方のようです。机上の空論ではなく、実践的なテクニックがこの本では学べそうです。
本の内容は?
コピーのテクニック
私が特に気になった部分を簡単に紹介しておきます。
この本では、まずコピーライティングを次のように定義しています。
コピーライティングとは、一言でいえば、他人を動かす文章のこと
たしかにそうですね。人に読んでもらって購入なり行動してもらうことが目的なので「他人を動かす文章」がコピーライティングなのですね。
また、それぞれのコピーに目的を持たせることが大事だと述べられています。コピーは役割ごとに「マーケティングコピー」と「セールスコピー」に分かれるということです。「マーケティングコピー」とは、お客様に信用してもらい実感してもらうコピーで、「セールスコピー」とは「何かを売るため、買ってもらうためのコピー」です。
コピーライティングでは、この2つのコピーのテクニックを学ばなければいけないとのことです。
どっちにかたよっても、お金を設けることはできません。
2つのコピーのバランスが大切なのです。
コピーを書く時のマインドセット
1つめは、「強烈すぎる単語を使え」ということです。
このテクニックはとても重要ですね。人の関心を引くためには強烈な印象を残す単語を使うのがいいということです。
私はあまり単語にこだわることなく、なんとなくで文章を書いていることが多いです。でも例えば、タイトルなどに強烈な言葉があったら、ついつい気になって開いてしまうことってありますよね?キャッチコピー、コピーライティングで単語は重要な要素なのです。
2つめのマインドセットは、「非道徳に書け」ということです。
お客様の脳がマヒしてエキサイティングな状態で読んでもらう必要があります。
非道徳に書けと言われると、そんなことしていいの?と疑ってしまいます。ですが、たしかに人に読んでもらってモノを購入する気にさせるには、感情を揺さぶってお客様の気分を盛り上げないとなりませんよね。ジャパネットタカタやセミナー、広告はすべて感情を揺さぶることをしています。
ときには非道徳なことを書いて物語としてエキサイティングに集中してもらったり、想像してエキサイティングな状態に文章で導くのがよいということです。
爬虫類脳を刺激する
コピーを書くときも商品のコンセプトを考える時も、お客様の爬虫類脳を刺激すると、お客様は買ってしまいます。
内容は一緒でも、タイトルやコンセプトが違うだけで、売れる売れないが決まります。
コピーにはお客様がビクンとなる単語を入れるのが大事なのですね。
まとめ
などなど、この本では実際にモノを売ってきた人だからの情報が盛り沢山です。
さらにコピーを書く時に「このような準備をしたらいい」「この項目に沿って書いていくのがよい」「摩擦を起こすことが大事」と、指針が用意されていますので、文章を書くのが苦手な人でもこれに沿って書いていけばいいので便利です。
また、この文章術というのは人の心をコピーで動かすことなので、コミュニケーションにとても役立ちそうです!
ただ、注意したいのがこのコピーの書き方の説明で出て来る例はかなり下品なので注意が必要です。例えば「今奥さんが知らない男とラブホテルに行っています」「コピーライティングを学べば六本木ヒルズに住んで複数の収入を得て複数の愛人がもてます」など、かなり下品です。
このような単語や方法をそのまま自分のビジネスに使ってしまうと、むしろお客様が離れてしまうでしょう。あくまで情報商材を販売するターゲットに向けた言葉だと理解してノウハウを応用する必要はあります。
最後に、とても心に残った言葉を引用します。
お客様は100%読まない。100%信用しない。100%行動しない。これをクリアーするのがコピーライティングだ
Kindleで読むのがおすすめ!
こちらの書籍は電子書籍でも出ています。電子書籍だとKindleに入れるだけで、本を持ち歩かなくてもいつでもどこでも読めます。
Kindleはめっちゃ便利なのでおすすめですよ!