ビジネス マネジメント

プロジェクトリーダーにはメンバーの不満を解消する役割が!

2017/06/12

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リーダー メンバー 不満

プロジェクトに不満はつきもの

チームづくりにおいては最初から最後まで問題なく進むことはありません。多かれ少なかれ嵐のような状態を経験するものです。

プロジェクトは通常下記のような段階を経るようです。

チーム結成→衝突・嵐→チーム意識の形成→目標達成のための行動→プロジェクト完了

メンバーの間に不平や不満が出たり、メンバー同士で仕事の進め方が違うとか、性格が合わないとか、自分のほうが仕事ができるのに、とか色んな原因から衝突が起こるのです。いろんなバックグラウンドや思惑を持った、何もかもが異なるメンバーが集まっているのです。そりゃいきなりピタッと合うことはないでしょう。衝突やトラブルが起こるのも当然です。

ただこの衝突、嵐を乗り越えることでよりよい雰囲気、チーム意識が作られるのです。







嵐はチャンス

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メンバーそれぞれの自己主張が出始めたときには、チームの状態は「嵐」となってしまいます。揉め事が起こったり、冷戦のように表面上はあまり揉めていないようでも水面下で争いが起こっているのです。このような嵐の状態になるとプロジェクトリーダーは不安にになるかもしれません。

でも大丈夫です。嵐が起こるのは当然のことですし、嵐には大きなメリットがあるからです。

というのも嵐の状態を経ることで、チームの一員としての意識が生まれるのです。自己主張するようりもチームの目的達成を優先できるようになります。このような「チームへの意識」を持つことは、プロジェクト達成に大きな推進力を与えます。

プロジェクトを達成するためには嵐の状態が必要であり、嵐が起こるのは当然のことであると考えれば焦りや不安を感じることもないのではないでしょうか?嵐になったら「チャンスが来た!」と思うくらいでいいのです。

不満を解消するには?

このような嵐につながる不平・不満を解消するにはプロジェクトリーダーはどうすればよいのでしょうか?

まず第一にコミュニケーションが大事です。チームがまとまっていくには活発なコミュニケーションが必要なのです。コミュニケーションのないところだとそれぞれが不満を内に抱えたままになってしまいます。

またそれぞれが自分の仕事だけして周りに関与しない、というような状態ではまずいです。プログラマーの方などはコミュニケーションがあまり得意ではない方もいます。だからといってコミュニケーションを取らずにいると、考えていることを聞き出すことができませんし相乗効果は期待できません。そのような人にはプロジェクトリーダーがうまく働きかけてコミュニケーションを取らないといけません。

リーダーは公平

プロジェクトリーダーが取るべき態度はどのようなものでしょうか?

まず「公平である」ということです。プロジェクトの情報はすべて全員に公平に伝える、公平に仕事を評価する、ということでメンバーは他のメンバーにも公平な態度を取るようになります。一人になにか問題が起こったときにもそれぞれが公平にアドバイスをできるようになります。

公平であることでチームのメンバーはしっかりと見てもらえていると感じ、仕事に精を出します。また公平であるからこそ、メンバーは意見を正直に言ってもきちんと考えてもらえるという信頼を持ちコミュニケーションが円滑になるのです。

リーダーは受け入れる

次にプロジェクトリーダーの態度で重要なのは、「受け入れる」ということです。

コミュニケーションが活発であれば色んな意見が出てきます。そしてその意見から問題解決につながることも、往々にして起こるのです。お互いの立場からの意見の交換から思わぬ解決法が見つかることもあるのです。

コミュニケーションを活発にするにはメンバーがコミュニケーションの重要性がわかっていないといけません。ただし、「コミュニケーションが大事だから意見を言って」って言われてもメンバーは言うことはありません。

ではどうすればいいのでしょうか?それにはメンバーから出てきた意見を全て受け入れることが有効です。例えば文句なんかをいわれても、「教えてくれてありがとう。チームのためになったよ」と言い、黙っている人にも話をして考えていることを聞きだしたら同じように「ありがとう」と言います。このように受け入れることによって、メンバーに意見を言うことが良いことだ、という認識を与えるのが有効です。

メンバーは自分の不平不満でも受け入れてくれたことで心がほぐれますし、チームのために役立つことを言わないといけない、と考えます。それによって不平不満ではなく、チームのためになる建設的な意見が出て来るようになります。







リーダーは我慢する

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また不満を解消するためにプロジェクトリーダーは「我慢」しないといけません。メンバー同士の雰囲気が悪いとか、どうしてもプロジェクトに合わないとか、能力が足りない、としたとしてもメンバーを責めてはいけません。

そんな状態でも今いるメンバーでどうにかしないといけないのです。そのためには誰かに責任転嫁することはできません。上になるとわがままを言ったり我慢は下がするもの、と思い込んでいる人がいますがそれは間違いです。我慢は上がするものなのです。

そして我慢するということはメンバーの意見を聞くということにもなります。話したいのをぐっと堪える。相手の言っていることをしっかりと聞く。それぞれのメンバーがどんな相手でどんな言葉が響くのか、それは我慢して話を聞くことから始まるのです。それによってコミュニケーションが活発になり、不満は解消されていきます。

進捗を話させる

プロジェクトメンバーというのはそれぞれの職能を持った人間が集まっています。それぞれが研鑽を積んでおり、他の人間ではできないからこそ招集されています。そのような人はもちろん自分の能力にプライドを持っています。

そのプライドが時に問題を起こします。例えば自分の仕事に口を挟まれたくないということです。私も若い頃にはこういったことがありましたね、反省。

ではこのような場合にはプロジェクトリーダーはどうすればいいでしょうか?そのためには話しやすい場を作ることが大事です。気軽に進捗が聞けるムードを作るということです。「どれくらい進んだ?お、すごいですね!」みたいな明るいムードが重要なのです。進捗のチェックではなく、評価をするために報告をする、という流れを作るのです。

メンバーの仕事ぶりを認めるという態度を持つと、メンバーも進捗の報告に抵抗がなくなります。もし進捗に問題があったとしても「今報告してもらえたから気づけた」というポジティブな態度を持つのです。それにより不満や問題点を抱え込むのではなく、しっかりと報告してもらえるようになります。一番やってはいけないのは、仕事の進捗を報告してくれたメンバーに対して怒鳴りつけたり呆れることです。

メンバーに任せる

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あまり細かいことを言い過ぎるのはよくありません。細かいことを言い過ぎるとメンバーは働くのが窮屈になり、不満がたまります。

メンバーといえどもプロなので、それぞれのやり方、考え方があります。それを否定するのではなくそのやり方を認めることが必要です。評価は過程ではなく結果でしなければなりません。

やり方は任せるがいい結果を出してもらう、というのがプロジェクトリーダーの正しい姿勢でしょう。ただ投げっぱなしではなく、もちろん相談にはいつでも乗るので言ってくれ、という態度が必要です。

メンバーは任されることで信頼されているという自信と責任感を持つことができます。そして認められているという認識からアドバイスにも耳を傾けるのです。







参考にした書籍

まとめ

いかがでしたでしょうか?

プロジェクトに衝突や嵐はつきものですが、それを乗り越えることでチームは強くなります。プロジェクトリーダーはしっかりとした態度でメンバーに接し、メンバーの不満を解消してあげることで嵐は静まります。

もしうまく衝突を解消できてないと感じたら、上記のような点を見直してみてはいかがでしょうか?

 

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