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中小企業の人材育成法4つ!結果至上主義はやめよう!

2017/05/28

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中小企業 人材育成 
中小企業が成長するためにはスタッフの成長が必須です。大手企業であれば利益を作る仕組みが確立しており一人の社員の与える影響は少ないですが、中小企業ではスタッフ一人ひとりの人材が売上に大きな影響を与えます。つまりスタッフの成長が会社の成長に直結するのですね。

これは私自身が働いてわかったことなのですが、中小企業では初めから優秀な人材って少ないですよね?能力、やる気、メンタルの面でも大手企業に入社する人材よりも劣ることが多いです。しかし中小企業が生き残るには、このような人材を売上を上げられるまでに育てていかなければならないのです。

今回は中小企業における人材育成法について解説します。







中小企業では人材育成が急務

中小企業 人材育成
多くの中小企業では人材育成法が定まっていません。とりあえず人材育成のプログラムを入れていたり、なんとなく各担当者に任せている状態ではないでしょうか?そもそも人材育成の体制がないことも多いという会社も多いはずです。

ですが人材育成が適当な状態で会社を続けることはあまりに危険です。今はうまくいっているかもしれませんが、数年後の会社の姿を考えてみてください。成長していると思いますか?

現在はある特定の人材が売上を作っているかもしれません。しかし数年後、その人材が成長したとしても伸びしろは小さく売上も大きくは変わらないでしょう。また、その人材が体調を崩したり、退職したらどうでしょう?・・・売上は下がってしまいますよね。

将来会社が成長するためには、現在のスタッフが成長して売上を作れるようにならないといけないし、そのためには人材の育成が急務なのです。

中小企業の人材とは?

中小企業 人材育成
では育成しないといけない中小企業の人材とはどんな人材なのでしょうか?

私の経験上、基本的に中小・零細企業というのはいい人材を採用しづらいです。やる気があるという人も少ないですし、生活のため、お金のためしょうがなく働いているという人が多いです。そもそも仕事を頑張らないといけない理由がないのです。

さらにどうやって考えればいいか、行動すればいいかということがわかっていない方が多いです。ですので、やる気がないとかいう問題の前に、モチベーションを向けるべき方向がわからなくなっているのですね。

また「ゆとり世代」といわれるような若者も社会に出てきました。実際私もこのようなスタッフと一緒に働いてきましたが、確かにやる気がないのが当たり前であり、残業したり仕事に人生をかけるよりも自分の時間を大事にしたい、という人が多いです。

このようにやる気や能力がない人でも、仕事ができる人材に育てて、やる気が自然と出てくるようにしなければ会社は成長することができないのです。

結果至上主義マネジメントの弊害

ここではっきり申しておきますが、中小企業の人材には世間でいわれているような結果至上主義の評価、マネジメントを行っても効果は出ません。

上でも述べましたが、スタッフには頑張らないといけない理由がありません。中小企業のスタッフの多くは、高いノルマに辟易していて、予算をイヤイヤこなしているだけ、結果を出すことにモチベーションがないということも多いのです。そして結果をだすために自分から苦労なんかはしたくないのです。

もちろん社長や上司などは結果を出さなければなりませんし、ノルマの達成に楽しさやモチベーションもあるでしょう。それだけの努力をしてきたし、成果を出すことの快感を知っているからです。

しかしスタッフは違います。予算やノルマを設定してそれがクリアできたら報酬を与え、できなかったらペナルティという結果至上主義のやり方は仕事のできる人間には効果がありますが、やる気のない人には意味がないし、むしろマイナスでさらにやる気を失い、下手をすると退職してしまうことになるのです。







中小企業で効果的な人材育成法

中小企業 人材育成
中小企業の人材育成が結果至上主義ではいけないことを述べました。では中小企業の人材を育てるためにはどのような方法が最適なのでしょうか?それについて調べたことを紹介します。

1.ノルマや予算を設定しない

そもそも、ノルマや予算は必要なのでしょうか?

ノルマや予算がないと「売上が下がるじゃないか」「社員が成長しないじゃないか」という意見はあると思います。もちろんこの意見は当然だと思います。

ですが予算やノルマを設定したとして、それを達成できている割合はどれくらいいますか?大半が達成できているのであれば効果はあるのでしょう。しかし少数しか達成していないという場合は、多くの社員はノルマや予算によってやる気を失い、成果が出せていないという可能性もあります。

そして成果がでないからさらにやる気を失って仕事が辛くなる、という悪循環に陥っている可能性があります。

多くのスタッフは予算のため、ノルマのために仕事をしていません。ですのでそのスタッフには売上目標や予算というのはやる気を失う要因にすぎないのです。

2.失敗をさせない

中小企業のスタッフは、まず何をしたらいいか、改善するためには何を努力すればいいか、ということがわかっていません。ですのでいつまでたっても的外れなことをしてしまい失敗をします。失敗をすることで自信を失って、やる気がなくなってまた失敗、ということを繰り返しているのです。

ですのでまず必要なのは「失敗させないこと」なのです。小さな成功体験をさせることで、自分にもこんなことができる、という経験を繰り返せば「他のこともできるかもしれない」と徐々にやる気が出てきます。

そして達成するための方法を自分で考えたり行動ができるようになってきます。なるべく失敗で自信を失わせないようにするのが大事なのです。

3.フレームワークを作る

上のように失敗させないようにするためには、作業や考え方、プロセスにフレームワークを作ることが重要です。

フレームワークとは定型を作るということです。ある作業や顧客との折衝、営業方法、接客方法、仕事への考え方などを自分で考えさせるのではなくて一つひとつのやり方にルール、基準を作るのです。

やる気のないスタッフは、やり方がわからないことが問題でした。なので考え方からまず作業ではなにをする、どんな声をかけるかなど一つ一つのプロセスを分解してフレームワークを作ってあげれば後はその通りにこなしていけばいいのです。

このフレームワークの通りに仕事をすることで成功体験を積むことができます。まずはここから自信をつけていくのが大事なのですね。そしてこのフレームワーク通りにすれば成果が出るのが当たり前、という状態になりますので、フレームワークを作るのは重要です。

4.プロセスを評価する

フレームワークを作ったあとには、そのフレームワークに沿って仕事が出来ているかだけを評価します。はじめは一つひとつ手とり足取り教えてあげて、それ以降は結果が出たかではなくその方法をきっちり守れているか、だけを評価するのです。

プロセスを守っているのに結果が出ていないのであれば、それはフレームワークに問題があるということになります。フレームワークさえしっかりしていれば誰がやっても成果は出るのが当たり前なのです。フレームワークを改善しなくてはいけないだけでスタッフに罪はないのです。ノルマや予算がプレッシャーになってやる気を失っていた社員も不安がなくなり、やる気を持つことができるでしょう。

また、長期的にみるとこの方法は会社の利益を大きくします。というのも、しっかりとプロセスを管理することで顧客にイレギュラーな対応をすることがなくなり、どの顧客にも同じクオリティのサービスを提供できるからです。それによりクレームも減るでしょうし、会社への評価も高くなるでしょう。







まとめ

いかがでしたでしょうか?

中小企業では仕事ができるのを前提にマネジメントすると失敗することが多いです。失敗させないように育てるというのは、甘やかしているように思うかもしれませんがこの方法が中小零細企業にはぴたりとあうはずです。ぜひ実践してみてくださいね!

 

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