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マルチのリゾネットに勧誘された。その結果・・・

2017/06/15

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リゾネット 
ねずみ講、マルチ、ネットワークビジネス...。これらにどんなイメージを持ってますか?怪しいって思いませんか?思わない人は純粋無垢なピュアボーイ、ピュアガール決定ですw

私は、怪しいどころか商品を売りつけたり強引に勧誘しまくる、ろくでもない詐欺集団だろうっていうイメージを持ってました。

以前、某学会などから強引な勧誘をされたことがあるので、勧誘してくるものに死ぬほど嫌悪感を抱いているのです!もうね、ゴキブリか政治家と同じくらい嫌いですw

はっきりいってこういう人たちとは関わり合いにはなりたくないし、もし出会ったら、「大至急断る!」って心意気でしたw

そんな私が、先日友人に「リゾネット」というネットワークビジネスの勧誘をされました。なかなかに興味深い経験でしたのでその顛末をここに書いてみますねー!







出会い

リゾネット 合コン
私が「リゾネット」を勧誘されたのは、合コンで知り合ったA君からでした。共通の友人主催の合コンに誘われて行ったところ、A君も来ていたのです。A君はノリが良く合コンはうまく盛り上がったと思います。リア充感を満喫しましたね、ええ。解散する前にAくんとLINEを交換しました。

2週間ほど経って、A君から「暇だったらメシに行きませんか?」と連絡が来ました。その時には新宿に行き楽しく飲みました。そこでは仕事の話や、彼女との話、本の話をして盛り上がりました。A君は20代後半で、会社の都合で東京に転勤したばかり。収入の割には旅行にしょっちゅう行っているということでした。

ちょいちょい旅行の話をしてくるので何気なく、「すごい旅行行ってるね!うらやましいわ~!」と言ったところ、「格安で行ける方法があるんです」というような回答。旅行好きな私は興味津々です。

でもA君は「ここでは話せない。また次回説明しますね!」と言って詳しくは教えてくれません。私もそこまで追求する程ではないので、よっぽど秘密な方法なのかな~、と思っていた程度でした。

その日は楽しく飲んで解散。新しい友達との出会いに、春を感じる夜です。

リゾネットへの勧誘

その次の日にLINEが来ました。週末にまた飲みに行こう!という話に。

週末。新宿で待ち合わせです。その日は騒がしいけど美味しいお店に行こうと考えていました。

ウキウキ・・・(モツとせせりとささみとホッピーを注文しよう。そして2軒目はウイスキーだな。)

A君が登場。「今日は色々説明しないといけないから静かなお店がいい」とのことです。「残念、でも仕方ないか^^」と広そうなチェーン店のお店に入店。店の雰囲気がそそりません。

席についてはじめは前回の話や近況の会話です。30分くらい経った頃でしょうか、A君が「ネットワークビジネスって知ってます?」と切り出してきました。

ッガーン!!!

マルチの勧誘だったか~(゚д゚)

でもいちおう、アムウェイに誘われたときの不快な思いやネットワークビジネスは嫌いであることを話しました。A君はふんふん、と聞いたあとに、自分もそういう思いだったということを話してくれました。

A君はネットワークビジネスに興味持ったときに色々調べまくったということでした。そして、ねずみ講やマルチのよくない部分を説明してくれたのです。

彼によると、「アムウェイなどのネットワークビジネスは、アメリカで信頼できる商品がなく通販などがない時代だったから売れた。アムウェイは良質な商品を家まで届けてくれるのがメリットだったけど、今の時代では良い商品がいっぱいあって通販で家まで届けてくれるから時代遅れでうまくいかないビジネスモデルだ」ということでした。

まあこれには納得っちゃ納得。







セールスレター

ネットワークビジネスを一通り説明されて納得したあとに、「とりあえずこれを読んでみてください」と20枚位の紙の束を渡されました。いわゆるセールスレターというやつですね。「一文字も読み飛ばさないように読んでください」とのこと。

そう言われたのでちゃんと読んでみます。読んでいる間、彼は無言で対面にずっと座っているのでなにやら緊張します(笑)。

なにこの時間・・・w

このセールスレターは、デザインなどは入ってなく、A4の紙に文章と写真がずらずらと並んでいます。はっきり言ってしょぼいです。ただ、そこに書かれていることは一見魅力的ではありました。

その内容とは、「旅行にすごい格安で行ける!」「格安で高級ホテルに泊まれる」「このビジネスは誰もが幸せにすることができる。親孝行もできる。」「仲間と楽しい時間を過ごすことができる」などなど、これがほんとだったらとんでもなく良いサービスだと思いましたよ、そりゃね。

ただ一点気になったのは、このセールスレターの書き方というのが、ネット上でよくみる、情報商材を売るためのセールスレターと同じ書き方だったのです。やたら刺激的な文言を使い、夢のような状況をひたすら想像させるような書き方。やっぱうさんくさいわ~。

ここが気になりましたが、こんなサービスがほんとにあるんだったら使ってみたい、と思ってしまいましたね。

単純なボクです・・・w

A君に「こんなのほんとにあるの?リスクあるでしょ?」と聞いたところ、在庫を抱える必要もないし初回に必要な会費は5万円くらい、とのことでした。

そして、「一回リゾネットの説明会に行かないと詳しい説明はできないし登録もできない。一度説明会に行ってみませんか?」と誘われました。まあデメリットもないしネタになるだろうと思い、行くことにしました。

予約が必要とのことで名前と身長を聞かれます。懇親会に参加してほしいから夜まで空けておいてとのこと。正直なところ、かなり怪しいとは思いましたが、その時はどんなサービスなんだろ、そんなおいしい話があったらすごいお得だよなと、欲が出てましたね。^^;

人の欲とは恐ろしいものです・・・w

説明会会場へ

リゾネット 説明会
また一週間後。会場は八丁堀とのことで11時20分に駅で待ち合わせです。A君と待ち合わせて会場へ。ビルの広い一室を貸し切っているようで200人位で溢れていました。ここに参加するためには紹介者と入らなければいけないから実質リゾネットに勧誘された人は100人くらいでしょうか。

会場では多くの人が楽しそうに話しています。特に会員同士はなにやら親しげでテンション高いです。そこでA君から色んな人を紹介されます。「この人はリゾネットだけで100万円以上稼いでる」とか「あの人は元某交通機関で働いてたけどもう仕事やめた」とかたぶん20人くらい紹介されました。どうやらイルカのネックレスを付けている人はリゾネットで月に100万円以上稼いでいる人みたいです。探してみるとイルカを付けている人が結構います。

説明会開始

リゾネット 説明会







しばらくすると説明会が始まります。説明会は一部と二部に分かれており、5時間くらいあります(゚д゚)ドン引きーです。。正直帰りたくなりました。

元証券マンかなにかという、経歴のすごい方が壇上に現れて説明をします。この方の話のうまいこと!ユーモアをうまく取り入れて、会場は笑いのたえない状態になります。まるで芸人のようです。

内容はというと、この方の経験からリゾネットがいかに素晴らしいものか、リゾネットの会社の成り立ち、リゾネットが安全なものであること、具体的にどんなサービスがあるか、提携施設の紹介、などです。

特に印象的だったのは、会社員時代には年収は1000万円を超えましたが勤務時間が長く、休みもない。そんな状況でリゾネットと出会い、今では時間にゆとりが生まれ、親を旅行に連れて行ったりができるようになった、ということでした。

あとは、「ヤンキーなどのような方は会場に入れない、みなさんは選ばれた方だ」「このサービスは先着10万人で締め切るので今がチャンス」というようなことも言っていました。さすがに怪しいだろw

紹介者が隣に座るという形式を取っており、スピーカーの話に紹介者はとにかく笑ったり頷いたりしています。これによって会場全体が盛り上がり、スピーカーもさらにノッて話せるのはうまい仕組みです。

ここまでが第一部で、休憩をはさんで第二部が始まります。第二部では、リゾネットで収入を得るための方法の説明です。今度はエネルギッシュな美魔女風の方がスピーカーになりました。この方も話がうまく、とにかく笑いを作ります。そしてとてもポジティブで、聞いていて清々しいです。この美魔女がリゾネットで人生が変わったという話もあるのですが、やたらイケメンとの写真を流していました(笑)。

怪しすぎでドン引きっす・・・

収入を得る方法としては、どうやら会員を1人勧誘したらあなたに3万円が入り、2人勧誘したらその方が会員でいる限り3500円が毎月入るというものでした。さらにあなたが勧誘した会員が他の人を会員にした場合にもあなたに3500円が毎月入るという仕組みのよう。

ほかにも勧誘した会員を増やせば増やすほど色んなボーナスがついていくとのことです。

料金体系は?

リゾネット
説明会でわかったのは、リゾネットのサービスとは、リゾートの会員権を購入することで、世界各国と日本国内のリゾートを格安で使い放題になる、というサービスです。そして、会員権のクラスが分かれており、「ビジネスクラス」「エコノミークラス」があります。それぞれの価格は以下です。

■ビジネスクラス
初期費用169,560円
月額13,500円(施設管理費)

・勧誘することで収入を得ることができる。
・自分以外のもう一人分の会員権がついてくる。

■エコノミークラス
初期費用54,000円
月額13,500円(施設管理費)

・勧誘しても収入にはならない。
・他の人の会員権はない。

自分の1年に支払う金額をこの収入でペイするには20人ほどを勧誘しなければいけないとのことです。
人脈が多い人ならいいと思いますが、これってけっこうな数じゃね?^^;







登録会へ

説明会の最後に、登録会というものがあります。私としては今日決めるとは思ってなかったのでびっくりでした。会場中が登録するのが当然、というような雰囲気を作っているので、ついつい登録してしまいそうになる。。

これは、夢のような話をずっと聞かされて盛り上がっている人に思考をさせる暇もなく登録させるという手口のように思えました。脳を麻痺させて勧誘するというのは、宗教や絵画の販売などの洗脳と同じやり方ですよね。

俺は見抜いてるぜ。ふふん。・・・得意げですw

このようなリゾネットのやり方に疑問を持ったので、保留という形にしてその場での登録というのは止めました。

正直、私はそんなうまい話があるわけないやん、と思ったのです。

でも多くの人が登録していましたね・・・。おーこわっ

懇親会へGO!

懇親会 リゾネット
登録会が終わると近くの中華料理屋で懇親会です。勧誘ピラミッドの上の人ごとのチームで別れるようです。各チームごとにテーブルで分かれ、宴会が始まります。ここで色んな方と話すことになります。

印象的だったのは、パーティピーポー的でテンションの高い方が多いことです。そして男は女の子にひたすら絡んでいます。飲んで騒いでが本当に楽しいんだな、と感じました。私はそういうのは苦手なのでちょっと離れて見ていました。なんというかブランド主義で刹那的にも見えました。

「遊びが仕事」って言っている方が多く、今度どこに行くとか、どこに泊まるとか話しています。なんかエルメスのバッグを無理して買ってる女の子を思い出しましたね。

びっくりしたのが、飲み会の最後に三三七拍子を行なうのですが、指1本から始めて2本、3本、4本と増やしていき最後は通常の三三七拍子になります。「1人から20人、20人から300人、300人から~」みたいな感じの掛け声で、最後に「リゾネット、オー!」みたいな感じでハイタッチします。その様子にドン引いてしまいまいたね。







そして・・・

結局私はリゾネットで登録しませんでした。。登録したらもっとネタが提供できたんですが悪しからず。

サービス自体は怪しいけどまあ楽しそうと思うのですが、リゾネットの勧誘方法にやっぱり抵抗があったからです。

あと高級ホテルにそこまで興味がないですし、1年に十何回旅行に行ければ元が取れる計算なのですが、そんなに行く暇がないからです。登録しない旨を伝えると、A君はかなり引き止めてきました。電話で1時間くらい説明しました(汗)。もうね、別れる前の恋人かってくらいw正直疲れましたねー。

それ以来A君とは会っていません。A君はほんとに良いと思っているサービスを勧めてくれたのだと思います。でも、やはり勧誘しているのはA君の利益になるからだろう、というような思いもあります。そんな感情もあり、なんとなく疎遠になりました。

やれやれだぜ・・・w

ただ、今リゾネットの会員の人に誘われて悩んでいるそこのあなたに、これだけは言えるのが、マルチは確実に友達を減らします!それでもいいって人はリゾネットをやってみたらいいと思いますよー。

「遊びが仕事」という価値観

最後に私が今回の経験で感じた、リゾネットの違和感について書いておきます。

懇親会で色んな人を見て感じたのですが、ここの人たちは楽しそうじゃないな、ということです。収入はある、色んなところに旅行している、仲間がいる、と皆さん言っています。でも、なにか目の奥が濁っている、と私は感じました。即物的かつ俗物的な価値観に染まっているなぁ~、と。

そもそも「遊びが仕事」という価値観に無理がある気がします。感情的な意味で。

どういうことかというと、確かに遊んでいれば稼げる仕事もあるでしょう。しかし、遊びは仕事とは別だから楽しいし、仕事を全力でやったあとだからこそ充実できるんじゃないのかと思ったのですね。

一生遊んでくださいと言われたら、はじめはいいかもしれませんが、私はいずれ飽々してきて、なにも楽しめなくなる気がします。旅行に行ってせっせとフェイスブックに写真を上げて、をノルマのようにやっている人を見ると楽しそうじゃないな~と感じました。Facebookでリア充アピールする人みたいw

さらに、仕事というのは社会や共同体のために、人のために頑張る、役に立っている、貢献しているという充実感があります。リゾネットを仕事にしている人にはそういった充実感や誇りがなくなっているのではないかと感じました。なんというか人として薄っぺらいというか。

また、リゾネットの人たちは権威やブランド、お金に弱い人が多いように感じました。どこどこのホテルに泊まった、何のブランドの服、いくら稼いでるとか、そんなところにこだわる人が多いように感じます。そういった通俗的な価値観の人たちともあまり仲良くなりたいと思わなかったのです。

でもこういった価値観を持っている方には、劇的なサービスだと思いますのでぜひ会員になるのもいいかもしれませんね!

リゾネットみたいなマルチ商法に興味持っている人はこの本を読んでおいたほうがいいです!マルチ商法がどうやって会員を増やしているか、どのように人を掌握しているか、マルチの集まりの仲間が本当に仲間なのかどうかがわかりますよ!

お金持ちになりたいなら、リゾネットよりもこの本のほうがよっぽど近道な気がしますよ!

1/24追記

ついにリゾネットに行政処分が下りましたね。ここ3ヶ月は営業停止だそうです。

そのニュースで判明したことに衝撃を受けました。驚きなことにリゾネットの会員数が思ったより少なかったのです(笑)。たった3000人しかいない。10万人なんて夢のまた夢じゃんw

都によると、16年9月時点でのリゾネットの会員数は3823人。15年度から会員内のグループが勧誘を強化した結果、都への相談件数は12年度に3件、13年度に15件、14年度に25件であったところから15年度に71件、16年度は1月16日までで99件と急増している。

引用:3種リゾネットに行政処分、マルチ商法強引勧誘-旅行業は継続可

でも業務停止は3ヶ月の間だけなので、その後はいままでのようにリゾネットは続くのでしょうね・・・。南無三w

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