Kindleとは?
KindleとはAmazonが開発した電子書籍リーダー、アプリのことです。この歴史は意外に古く、2007年には「Kindle 1」が販売開始されました。今回はこのKindleのサービスのなかでも電子書籍端末の「Kindle」を紹介します。
Amazon Kindle(アマゾン・キンドル)は、Amazon.comが製造・販売する電子ブックリーダー端末、同ソフトウェアおよび電子書籍関連サービスである。専用端末やパソコン、スマートフォン、タブレットなどで電子書籍を読める。
引用:Wikipedia
Kindleの特徴とは?
Kindleの大きな特徴とはその画面の質感です。
電子ペーパーの一種であるE Ink(電子インク)ディスプレイを搭載しており、紙に極めて近い品質を実現しています。
モノクロ表示だが、そのコントラストは強くまるで紙の印刷物のような見え方です。しかも、液晶表示のようにバックライトは必要とせず、自然の光で見ると紙の印刷物と同じだから、何よりも目が疲れないことが特徴です。PCだとブルーライトとバックライトでかなり目が疲れます。それがないのはかなり大きなメリットですね!
Kindleのノーマル機種以外は全てフロントライト(バックライトではない)を搭載し、暗いところでも読書が楽しめる、というのも特徴です。
機種によってはWifiだけでなくプラス5,200円で3G回線をつけることも可能です。
Kindleは何が読めるの?
AmazonのKindleストアでは多くの電子書籍が販売されています。その電子書籍はどんな端末でも電子書籍に対応しているものであれば読むことができます。
例えば、AmazonのKindleや楽天のKobo、東芝のbiblioなどどれでも読めます。Kindleでは電子書籍をなんでも読めるのです。
活字の本だけでなく、電子書籍化された漫画や雑誌、写真集などもKindleで読むことができます。
Kindleはおすすめ!
先に言っておきますが、Kindleは本当におすすめです。私はKindleを買って衝撃を受けましたし、文庫本派だったのですが電子書籍派に変わるほどでした。
文庫本派だった理由は本の質感が心地よいことや文庫の書体が読みやすいということでした。しかしKindleではページの質感を実物の本にかなり近づけており、文字の書体も本と全く同じで解像度もよいので読みやすいです。さらに文字のサイズも自由自在に拡大縮小ができるので、老眼の方にもおすすめです。
ネットで簡単に購入でき、ダウンロードしたらすぐに読めることもかなり時間の節約になり便利です。さらにKindleのなかにデータを入れるだけでいいので、部屋に実物を置く必要がなくかさばらないことも大きなメリットです。
軽いしサイズも小さいので、ポケットに入れて持ち歩くことができます。いわば何千冊を外出先に持っていくことができるのです!めっちゃおすすめなので一度試してみることをおすすめします。
Kindle本は何で読める?
Amazonで買ったKindle本はいろんな機種で見ることができます。PC、スマホ、iPadなどのタブレット、Kindleなどの電子書籍リーダーで読むことができます。
PCでは、PC用の無料アプリ「Kindle For PC」をダウンロードしてそのファイルを実行します。するとアプリが利用できるようになるので、それで電子書籍を読めます。
スマホやiPadでも同じように「Kindle For iOS」「Kindle For Android」「Kindle For iPad」のアプリをダウンロードして読むことができます。
Kindleの種類
1.Kindle
8,980円と低価格なモデルです。いわゆる通常のKindle。2016年に新モデルに進化を遂げNewモデルとよばれています。前の世代よりも11%薄く16%軽くなりました。「Kindle Paperwhite」よりも少し小さい大きさです。
「Kindle Oasis」の次に軽い重さになっています。フロントライトなどはありませんが、明るい場所での読書なら全く問題ありません。
ブルーライトゼロで目に優しく、紙のような読み心地です。
ただ解像度は他のモデルよりも小さく167ppiで漫画だと少し読みにくいです。画面の表示は白黒のみですのでカラーの本には向いていません。
容量は4GBですが、文庫本だと1000冊くらいは入るので安心です!
ちなみにAmazonプライム会員だと4980円というお得な価格で購入ができます。Amazonプライムはかなり便利で年間3980円ですので加入してKindleを買うとKindle単体を買うよりも安いです。
Kindleの仕様 | |
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価格 | ¥8,980 |
内蔵ライト | なし |
ページ送り | タッチスクリーンのみ |
解像度 | 167ppi |
バッテリー | 数週間 |
重量 | 161g |
サイズ | 160 x 115 x 9.1mm |
ディスプレイサイズ | 6インチ |
2.Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhiteは14,280円です。解像度は通常のKindleよりもよく300ppiでかなり文字がきれいです。
LED4個使用のフロントライトがあり明るさ設定ができます。169 x 117で通常のKindleよりも若干大きいですが、薄さは9.1mmとKindleと同じ薄さです。通常のKindleよりも40gほど重いですが正直あまり気になりませんね。なによりもページをめくるスピードがKindleよりも早く、操作性がよいです。
Kindle Voyageよりも機能が若干劣りますが、解像度は変わりませんしこの価格でこの機能があれば十分だと言えるでしょう。価格と性能のバランスが最も取れているモデルだと思います。解像度が高くなっているので通常のKindleよりも漫画がきれいに表示されます。
初心者かつ暗い所で活字の電子書籍を読むこと多い人におすすめです。
Kindle Paperwhiteの仕様 | |
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価格 | 14,280円 |
内蔵ライト | LED 4個使用 |
ページ送り | タッチスクリーンのみ |
解像度 | 300ppi |
バッテリー | 数週間 |
重量 | 205g |
サイズ | 169 x 117 x 9.1mm |
ディスプレイサイズ | 6インチ |
漫画専用のモデルもあります。16280円とPaperwhiteよりも2000円高いです。機能はKindle Paperwhiteと同じですが、32GBと8倍のデータ容量があるので、データの大きい漫画をよく読む人はこちらのほうが圧倒的におすすめですね!
3.Kindle Voyage
Kindle Paperwhiteの上位モデルとしてKindle Voyageがあります。価格も23,980円とPaperwhiteよりも1万円くらい高いです。
Kindle Paperwhiteよりも2mm薄く7.1mmとめちゃめちゃ薄いです!解像度は300ppiで同じだから活字はそれほど変わりませんが、PDFや漫画の画像の画像がかなりくっきりと表示されるのできれいです!漫画を良く読む人はこちらおすすめです。
さらにページめくりの速度がPaperwhiteでもなかなか早かったのですが、Paperwhiteよりもさらに早いです!PDFや漫画の画像を表示するのにストレスがありません。けっこうこの待ち時間はイライラしていたので、かなり大きなメリットですね。
さらにLEDライトが6つに、ページめくりボタンが付いています。両脇を握り込むと自動でページをめくってくれます。明るさ自動調整機能もついています。
ある程度漫画を読む人で、速度や画質にこだわりのある人におすすめのモデルです。
Kindle Voyageの仕様 | |
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価格 | ¥23,980 |
内蔵ライト | LED 6個使用明るさの自動調整機能付き |
ページ送り | タッチスクリーン・ページめくりボタン付き |
解像度 | 300ppi |
バッテリー | 数週間 |
重量 | 180g |
サイズ | 162 x 115 x 7.6mm |
ディスプレイサイズ | 6インチ |
4.Kindle oasis
Kindleのなかでは最上級のモデルです。価格も最上級で35,980円とVoyageからさらに1万円も高いです。
その分スペックがすごいです!まず重さがたったの130g。これはどれくらいかというとだいたい単1乾電池一個くらいです。めっちゃ軽いですよね?(わかりにくい?)
LEDライトが10個もついていて暗くても問題ありません。ただ、そこまでLEDライトは必要ないかなと。^^;
さらに薄さは3.4mmとかなり薄いです。Voyageでも7.1mmなのでその半分以下です。とんでもなく薄い!バッテリーもデュアルバッテリー充電方式でかなり長持ちで、1日30分使用したとして数ヶ月間は充電する必要がないそうです。
大きさもかなり小さくなっていて143 x 122mmです。これは片手で余裕で持てる手帳サイズですね。ページめくりボタンがついていてスワイプしなくてもページ送りが出来るようになっています。
画質は正直Voyageとあまり変わりません。これだったらVoyageでいいかな~。Voyageもだいぶ使いやすいし。細かいところですが、画面表面の手触りはKindle Paperwhiteよりもかなりサラサラな、Kindle voyageと同じさわり心地のものになっています。
高機能ですが、ここまで細かいところにこだわっているとあまり違いがわからないかもしれませんね。
Kindle Oasisの仕様 | |
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価格 | ¥35,980 |
内蔵ライト | LED 10個使用 明るさの均一性が向上 |
ページ送り | タッチスクリーン・ページめくりボタン付き |
解像度 | 300ppi |
バッテリー | 数カ月 |
重量 | 131g |
サイズ | 143 x 122 x 3.4mm |
ディスプレイサイズ | 6インチ |
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色んな本が読み放題なのでぜひ入ったほうがいいです。Kindleを持ち歩くだけであらゆる文庫本を自由に読める環境になります。読み放題なので、買うほどではないけど少し興味があるという本を簡単にダウンロードできるので世界がひろがりますよ!
「Buy For Others」で人に本をプレゼントも!
日本ではまだ利用できませんが、北米のキンドルサービスでは、「Buy For Others(他の人のために買う)」機能がついたようです。これはどういったものかというと、下記のようなものです。
Buy For Othersはソーシャルメディアを通じた電子書籍の無料配布や、イベントでの活用が想定され、本を送られた側は著者から受け取ったリンクから無料で書籍を楽しめる。対象となるデバイスはキンドルに対応する全ての製品となっており、リンクの有効期間は60日とされている。著者は自身で購入した書籍代金からも、通常と同額のロイヤリティが受け取れる。
つまり、購入した本を人に上げることができるのです。日本でもいずれ導入されると思いますので、そのときにはキンドルをプレゼントするとともに、本もプレゼントしてはいかがでしょうか?