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室内の塗り壁は自分で塗ろう!おすすめ塗料を厳選して紹介

室内を塗り壁にするというのは、自然の雰囲気を醸し出しますし、何ともいえない味わいがありますよね。

今では、調湿・調温・防音など、様々な効果がある塗り壁がたくさん生み出されています。

でも、お部屋を塗り壁にリフォームしたいと思った時に、業者に頼むべきなのか、自分で出来るのかはわからないと思います。さらに、どんな塗り壁材を使えばいいのかも悩むと思います。

私は不動産の仕事をしており、あらゆる塗り壁材を調べて、お客様に厳選した塗り壁材を紹介しています。その経験によってわかった塗り壁の知識、おすすめ商品を紹介します。

この記事を読むことで、どうやって自分で塗り壁にすればいいのか、どんな製品を使えばいいのかがわかると思います。以下の人におすすめです。

  • 塗り壁ってどんな種類があるの?
  • 自分で塗り壁ってできるの?
  • おすすめの塗り壁材は?
  • 塗り壁の効果は?






塗り壁とは?

塗り壁とは、水や土、植物などの天然素材を原料とした塗装材を、下地の上に何層にも塗って仕上げた壁のことです。

塗り壁は仕上げに何を塗るかによって、その種類が区別されます。塗り壁の種類としては、以下のようなものがあります。

  • 土壁
  • 砂壁
  • 漆喰壁
  • 珪藻土壁

最後の仕上げ塗りを土、砂、漆喰、珪藻土などで塗ることから、壁の名前に素材名が付きます。

土壁や砂壁は塗るのに技術が必要ですので、DIYで行うことは難しいでしょう。プロの左官職人に任せた方がいいでしょう。

漆喰壁や珪藻土壁は、自分で塗ることで簡単に漆喰壁や珪藻土壁にできる塗料が開発されています。

これらの製品を使えば、業者に頼まなくても漆喰壁や珪藻土壁を作ることができます。ここでは、自分で塗り壁を塗るための、漆喰や珪藻土の塗料を紹介します。

漆喰とは

漆喰は、消石灰を主原料とする塗り壁材。消石灰は、サンゴが元になって生まれる石灰石を焼成・消化したパウダーです。

漆喰は、日本の伝統素材として古くから多くの建築物に用いられてきました。

壁に塗ることで、自然素材の独特の風合いと質感を感じさせることができます。土壁のような見た目ながらも、ツルリとした表面の質感が特徴です。

自然を感じさせるデザイン性だけでなく、漆喰には様々な機能があり、以下のような効果もあります。

  • 防カビ性
  • 吸放湿性
  • アルカリ性による抗菌・消臭機能
  • ホルムアルデヒド分解機能
  • 結露抑制機能
  • 防火機能
  • 吸音性

珪藻土とは

珪藻土とは、藻類の一種である珪藻の化石が堆積した土を粉末状にし、それを固めるために材料が混ぜられた塗り壁材です。

要は、植物性であるプランクトンの一種の化石を焼成したものです。

珪藻の粉末はそのままでは固まらないので、糊や貝、消石灰などが混ぜられます。この配合は各社によって異なります。

こちらも土壁のような見た目で自然を感じさせますが、質感としてはザラリとした印象です。

珪藻土は多孔質な素材であり、その特徴からも様々な機能があります。

  • 耐火性
  • 調湿機能
  • 消臭・脱臭機能
  • 不燃材料
  • 結露の抑制効果
  • 断熱機能
  • 吸音機能






塗り壁材の選び方は?

では、自分で塗り壁を塗る時には、どのような塗り壁材を使えばいいのでしょうか?

塗り壁材には、様々な種類があります。この中から、自分の家に合ったもの、目的に合ったものを選ばなくてはなりません。

漆喰壁と珪藻土壁には、上で説明したような特徴があります。こういった特徴ごとに、それぞれの壁紙を選ぶべき人を解説します。

漆喰がおすすめな人

漆喰はアルカリ性で抗菌機能がありますし、ホルムアルデヒドを分解してくれるのでシックハウス症候群を防ぐことができます。つまり、漆喰壁は健康に良い空間を作ることができます。

さらに、臭いの元となる菌を除菌・抗菌してくれるので、消臭効果も期待できます。

吸放湿機能があり、室内の湿度を保ってくれるので、結露がひどい・カビを防ぎたいという方にもおすすめです。

自硬性があり、CO2と反応して固くなるので耐久性があります。メンテナンスが簡単というのも漆喰のメリットでしょう。

あとは、漆喰のつるっとした質感がよいという人におすすめです。

珪藻土がおすすめな人

珪藻土のマットが水を吸うのを見たことがある人もいるかもしれませんが、珪藻土は調湿効果が漆喰よりも高いといえます。

だからこそ、湿度の高い地域や湿度が気になる立地の人におすすめ。トイレや水回りの壁に利用するのもおすすめですね。

珪藻土は多孔質であり、熱伝導率が低いという特性をもっています。だからこそ、断熱性に優れており室内を快適な温度に保ってくれます。

多孔質な性質から、臭いや音なども抑えてくれるので、ペットを飼っている人や家族が多い人の住宅での利用できます。

また、珪藻土は顔料を混ぜることができ、漆喰と比べてカラーバリエーションが豊富なのも特徴。壁に色を付けたいという人におすすめです。

塗り壁にする方法は?

塗り壁にするには、2つの方法があります。

  • 業者に依頼
  • 自分で塗装

左官職人やリフォーム業者に依頼して塗ってもらうか、自分で塗料を買ってきて塗装するかになるのですね。それぞれにメリットとデメリットがあります。

業者に依頼するメリットとデメリット

左官業者やリフォーム業者に依頼して壁を塗ってもらう場合、当然のことですがコストがかかります。

職人を動かすことになるので、その分のコストがかかるのです。広さにもよりますが、ひと部屋を塗るのに最低でも10万円はかかるでしょう。これがデメリットです。

自分で塗るという手間がかかりませんし、プロが塗ってくれるのでその仕上がりは満足のいくものになるでしょう。短時間で完了するというのもメリットです。

自分で塗装するメリットとデメリット

自分で壁を塗装すれば、業者を雇う費用がかかりませんので、塗り壁材だけの費用で済みます。

塗り壁材はものにもよりますが、ひと部屋であれば3万円以内で購入できるでしょう。

ただし、自分で購入する手間や自分で塗るという手間がかかります。

壁を塗るには技術が必要ですので、仕上がりがきれいになるかがわからないというデメリットもあります。

ですが、塗り壁はコツを覚えれば自分でできますし、最近は簡単に自分で塗れるような製品が販売されているので、時間がある人は自分で塗るのがおすすめです。







おすすめの漆喰塗り壁材

様々な会社が塗り壁材を販売しています。

私が調べたなかで、優れた性能を持ち、自分でも塗れるような漆喰・珪藻土・鉱石の壁材を紹介します。

アレスシックイ

アレスシックイ
アレスシックイは、塗料業界でも大手の関西ペイントが開発した漆喰塗料です。

一般に販売されている漆喰系の内装材とは異なり、独自の特許技術によって、漆喰を刷毛やローラーで塗装できるように塗料化(液状化)したものです。

実験により、消臭機能、結露やカビの抑制機能、揮発性有機化合物(VOC)吸着除去機能が証明されています。

さらに、F☆☆☆☆ ホルムアルデヒド登録認定商品でもあり、シックハウス対策にもなります!

壁紙の上からも塗装できるので、壁紙をはがす作業も必要ありません。漆喰塗料を簡単に使いたいという人におすすめの塗料です。

マリンライム

マリンライム
マリンライムは、機能性壁材や土壌改良剤、防塵固化材などを研究・開発している村樫石灰工業株式会社が販売している漆喰塗料です。

練った漆喰であり、水を加える必要もなく開封後すぐに利用できます。塗るにはコテが必要です。

VOCを含まない上に、ホルムアルデヒドを吸着分解するので、健康で安心な空間を作ることができます。

調湿・消臭機能によって結露を防ぐとともに、生活臭を除去することもできます。

糊にはアイスクリームにも利用される無臭の海藻成分カラギーナンを利用。液体顔料を使用することで、さまざまなカラーバリエーションを作ることができます。

より自然素材にこだわりたい、カラーバリエーションや模様、質感を大事にしたい人におすすめの漆喰塗料です。







おすすめの珪藻土塗り壁材

メルシー

珪藻土 メルシー
珪藻土の塗り壁材「メルシー」は、自然素材に徹底的にこだわって開発された健康壁材です。

自然素材の珪藻土・漆喰・ほたて貝灰・ケナフなどを混ぜることで、優れた機能を持った壁材に仕上げています。

珪藻土の調湿性と漆喰の表面強度とアルカリ性を加え、ほたて貝の吸着性を合わせることでカビの発生を防ぐことが可能になっています。

珪藻土にはこだわり「けいそうブレスK301」を使用。吸放湿量は100g中、25gと日本一の吸放湿量です。

さらに、アンモニア・ホルムアルデヒドなども吸着します。消臭機能とともに、シックハウス対策ができます。

コテ塗りはもちろん、ローラーや吹きつけも可能。石膏ボードであれば直接施工できるのも便利です。

とにかく調湿に優れたものを使いたい、カビの発生を防ぎたい、自然素材にこだわりたい人におすすめです。

シルタッチSR

シルタッチSR
シルタッチSRは、珪藻土・無機粉体・繊維によってできている珪藻土の壁材です。

珪藻土なのにツルっとしたなめらかな仕上がりになるのが特徴。標準色が25色、テクスチャーは11種類もあります。

脱臭性能、ホルムアルデヒド分解性能、調湿性能が実験によって証明されています。

珪藻土の機能がありながら、滑らかな質感の壁にしたい時におすすめの塗り壁材です。

その他の塗り壁材

塗り壁材には、漆喰や珪藻土以外にも様々なものがあります。

鉱石や化石を利用した壁材は、漆喰や珪藻土にはない効果があります。そのなかでもおすすめの塗り壁材を紹介します。

AZwall

AZWall
「AZwall」は、多孔質な天然鉱石であるゼオライトを利用した塗り壁材です。

硬度が高い北海道仁木町産のゼオライトを95%使用し、残り5%には食用糊・スサを使用しており、自然素材にこだわった壁材です。

ゼオライトはアンモニア、メチルメルカプタン、硫化水素などの吸着力が抜群なので消臭力に優れ、ホルムアルデヒドなどのVOC吸着力、化学物質吸着力にも優れています。

住宅内の湿度調整もし、ホルムアルデヒドや悪臭を吸着するなど、良い空気を作ることができる壁材です。自分で水を加えて混ぜ、コテなどで塗る必要はあります。

テクスチャーも様々なものがあり、カラーバリエーションも12色あります。10kgで12,000円です。

AZWallは、札幌商工会議所認証の「北のブランド」に認定されており、2016年の奨励賞も受賞しています。

「AZWall」はこちら

ダイアトーマス

ダイアトーマス
ダイアトーマスは、アメリカのネバダ州の一部でしか採掘できない貴重な化石「ケルザイム」を利用した塗り壁材です。

100%天然の酸化カルシウムと天然のミネラルだけでできています。多孔質を有しており、湿気や臭気を吸収する効果もあります。

室内環境が人々の健康にさまざまな影響を与えるという観点から、ケルザイムの特性を利用し、健康によい空気質を作る塗り壁材として生み出されました。

超調湿効果・ニオイの吸着分解・抗カビ効果・抗菌効果・高い調温・省エネ効果・耐水性・耐久性・耐摩耗性があることが実験で証明されています。

自分でローラーを使って塗ることができる製品も販売しています。

「ダイアトーマス」はこちら







まとめ

塗り壁の意味や種類、効果、おすすめの塗り壁材を紹介してきました。

塗り壁は、業者に頼むのもいいですが、今では自分で塗れるような商品がたくさん出ています。

自分で塗ることでコストを抑えられますし、色やテクスチャーなどこだわることができます。

塗り壁材を選ぶ時には、健康によいものを選ぶとともに、質感にこだわるのがおすすめです。

ぜひ自分のお気に入りの壁に塗ってみてくださいね!